杉山愛さんが順大大学院入学 コーチ目標、来年4月から

[ 2014年12月26日 19:12 ]

 女子テニスの元トッププロ選手の杉山愛さん(39)が、来年4月から順天堂大大学院のスポーツ健康科学研究科に入学することが26日、分かった。杉山さんは「将来的にコーチになる目標がある。まだ日本では数が少ない女性コーチが成功するためには何が必要かを研究したい」と進学の理由を語った。

 高い水準の競技歴や指導歴を有する志願者を対象とするスポーツ枠で出願し、26日に合格通知が届いた。大学院ではスポーツマネジメントが専門の小笠原悦子教授から指導を受ける予定で「自分の引き出しを増やしたい。(来春からの)新たな生活が楽しみ」と話した。

 杉山さんは1992年に17歳でプロに転向し、四大大会のシングルスに94年のウィンブルドンから62大会連続で出場するなど選手として長く活躍。2009年に34歳で現役を引退した。

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2014年12月26日のニュース