13歳新葉 ワクワク初舞台!テレビ「出たい」大観衆「楽しみ」

[ 2014年12月26日 05:30 ]

無邪気な笑顔を見せる樋口

 全日本選手権デビューとなる女子の樋口新葉(わかば、13=日本橋女学館中2年)は「楽しみ」を連発した。観客席が埋まり、テレビ中継もされる「出られたらいいなと思っていた」という大舞台。1メートル47のホープは物おじするどころか「楽しみです。お客さんが多い舞台なので。楽しみです」と無邪気に笑った。

 ジュニアGPファイナルはフリーで巻き返して3位。09年に優勝した村上佳菜子以来の日本女子選手の表彰台になった。今大会は持ち味のスピード感ある滑りと切れのあるジャンプで、84年度に中学3年で制した伊藤みどり以来の中学生Vに期待がかかる。この日の練習ではジャンプを全て成功させただけでなく、豊かな表現力も見せた。

 女子は27日がSP、28日がフリー。フリーの演技時間はジュニアより30秒長い4分となる。「体力、スピードをもっと出せるように」と後半の滑りに重点を置いてきた。浅田真央不在で混戦模様の今大会。「6位以内に入りたい」と控えめながら、13歳が台風の目になる可能性は十分にある。 

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