豪風「喜びより重圧と責任感」35歳2カ月戦後最年長新関脇

[ 2014年9月2日 05:30 ]

関脇昇進を果たした豪風は部屋の名札を手に笑顔

大相撲新番付発表

 35歳2カ月で戦後最年長の新関脇となった豪風は東京都江東区の尾車部屋で会見し「喜びよりも重圧と責任感でいっぱい。長い年月をかけてたどり着いた地位。簡単に他の人に譲り渡すわけにはいかない」と話した。

 3勝に終わった08年春場所以来、6年半ぶりの三役。「前の三役がまぐれだと思われたくない。その気持ちでやってきた」とまずは三役定着が目標。会見に同席した師匠の尾車親方(元大関・琴風)は「私は28歳で引退した。35歳でこれだけの力が出るのは立派だ」と称えた。「頂点まであと2つ。経験もあるので重圧につぶれずに自分らしい相撲を取りたい」。先場所は昭和以降新入幕の最年長初金星もマークするなど進化を続ける35歳はさらに上も目指していく。

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