豪栄道、勝てば大関昇進へ 審判部は理事会要請の方針

[ 2014年7月27日 14:48 ]

 大相撲名古屋場所千秋楽の27日、関脇豪栄道(28)=本名沢井豪太郎、大阪府出身、境川部屋=が大関琴奨菊に勝てば、場所後に大関へ昇進する方向になった。日本相撲協会で昇進問題を預かる審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱旭富士)が同日、豪栄道が12勝目を挙げた場合、昇進を諮る理事会の開催を北の湖理事長(元横綱)に要請する方針を示した。

 昭和以降最長の14場所連続で関脇に在位している豪栄道は春場所で12勝、夏場所で8勝。今場所で12勝すれば、直近3場所で合計32勝となり、昇進の一つの目安となっている33勝に近づく。伊勢ケ浜部長は「(審判部の)みんなで話をした。今後も強くなる余地があり、昇進があってもいい」と話した。

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2014年7月27日のニュース