沙羅女子大生初V 一人暮らしで“女子力アップ”アピール

[ 2014年7月27日 05:30 ]

優勝した高梨(右)は笑顔で2位・伊藤と話す

 全日本ジュニア・レディースサマージャンプ朝日大会は北海道・士別市朝日三望台シャンツェ(HS68メートル、K点60メートル)で行われ、女子はW杯個人総合2連覇の高梨沙羅(17=クラレ)が自身の今季初戦で61・5メートル、61メートルを飛び、合計235・0点で快勝した。

 「大きなミスがなく、まずまず。いいスタートが切れた」と高梨。今春日体大進学後、女子大生となって初Vを飾った。大学生活は施設の一人暮らしで基本は自炊。「得意な料理はありませんが、朝夕、お弁当も自分で作る。卵焼きとか?はい」と“女子力アップ”にニンマリ。一方で大学のトレーニング専門の研究室から助言を受け、体幹や動体視力などを鍛えるメニューを増やしたという。昨季まで一日8~10回飛んでいた練習を今季は集中力を高めるため6回にとどめる。「自分の思っていたジャンプができなかったソチ(4位)の反省がある」と18年平昌五輪でのリベンジを誓った。

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2014年7月27日のニュース