元幕内・チェコ出身初の力士・隆の山引退「夢のため頑張れた」

[ 2014年7月25日 05:30 ]

チェコ出身の隆の山(右)が現役引退を発表した

大相撲名古屋場所12日目

(7月24日 愛知県体育館)
 チェコ出身初の力士で小兵ながら多彩な技でファンを沸かせた元幕内・隆の山(31=田子ノ浦部屋)が現役引退を発表した。愛知県体育館で会見した隆の山は「土俵に上がっても勝てないと…」と引退を決意。

 亡き師匠の先代鳴戸親方(元横綱・隆の里)については「凄く勉強させてもらい自分の夢のために頑張れた」と声を詰まらせた。01年九州で初土俵を踏み、11年名古屋で新十両。同年秋に新入幕を果たした。断髪式の日程は未定。今後はプラハで日本語を生かす仕事に就くという。

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