マーティン初V 日本勢は原21位が最高 全英女子ゴルフ最終日

[ 2014年7月14日 01:35 ]

最終ラウンド、ホールアウトする宮里藍

 女子ゴルフのメジャー第3戦、全英リコー女子オープンは13日、英サウスポートのロイヤルバークデールGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、最終18番でイーグルを奪って72で回ったモ・マーティン(米国)が通算1アンダーの287で優勝した。31歳のマーティンは米ツアー初勝利をメジャーで挙げた。

 日本勢は75で回った原江里菜が通算7オーバーで21位に入ったのが最高だった。20位から出た森田理香子は78で8オーバー、74と粘った渡辺彩香は9オーバー、78だった宮里美香は10オーバーとなった。17位でスタートした宮里藍は83と崩れ、野村敏京と並ぶ12オーバーに終わった。上原彩子は14オーバー、佐伯三貴は15オーバーと崩れた。

 ▼宮里藍の話 強風が吹いてリンクス(向け)のプレーが求められたのに、風がなかった昨日までのイメージと、切り替えがうまくできなかった。どういう状況であれ自分のゴルフをやり通せるようにしたい。もっと努力しないと駄目。

 ▼森田理香子の話 パットが入らなくてアプローチミスもあったし、いろいろと勉強になった。(17番は)もったいないミスをしてしまった。悔しい思いはある。いい経験になったと思う。レベルアップして戻ってきたい。

 ▼宮里美香の話 強風の中でフェアウエーを捕らえることができず、短いパーパットも外してしまったのは悔いが残る。簡単にはいいプレーはさせてくれない。(今季)後半戦に向けてしっかり気を引き締めたい。

 ▼上原彩子の話 風もあってティーショットがフェアウエーに行かず、何もできなかった。初日(首位と)いいスタートが切れたのは自信になった。でも最終的にはこてんぱんにやられた。こういう終わり方は悔しい。次に生かしたい。

 ▼佐伯三貴の話 残念。横風に対処できなかった。難しかった。自分の技術不足。帰国したら、日本のコースが楽に感じると思う。

 ▼原江里菜の話 いつもは当たり前にできることができない状況で、耐えることができた。ボギーを打たないように慎重にプレーした。トータルでいいゴルフだったと思う。(共同)

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2014年7月14日のニュース