藍、兄に助言求めず…全米女子OP「イーブンパーなら」

[ 2014年6月18日 05:30 ]

練習ラウンドの18番を、同じ会場で全米オープン選手権を終えた兄の宮里聖志(右)と回る宮里藍

 女子ゴルフのメジャー第2戦、全米女子オープンに出場する宮里藍(28=サントリー)が16日、18ホールの練習ラウンドを行った。今年は史上初めて2週続けて男女同一コース(米ノースカロライナ州パインハースト・リゾート)での開催。前週、全米オープンで予選落ちした兄・聖志がコースに現れ、途中から一緒に歩いた。

 「今年は楽しみ。コースに対して楽しみが大きいし、兄が先週回っていて、違う楽しみがある。いろんな意味で違う気持ちを持って大会に入ったけど、始まったら一緒ですね」と語った。兄妹で同じ年の男女の全米オープンに出場するのは、史上7組目。結果が出なかった兄の分まで、今大会に懸ける思いは強いようだ。

 ただし、コース戦略については兄に助言を求めなかった。グリーンの硬さ、距離など、男女でセッティングが変わるため「私は私でこれまでに3ラウンドしている」と自分のイメージを信じた。スコアについては1ラウンドで「イーブンパーなら良いと思う」と厳しい戦いを覚悟。大会初日の19日に29歳の誕生日を迎える日本のエースが円熟の技を見せる。

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2014年6月18日のニュース