シャラポワ4年連続4強!第1S1―6も強打連発で逆転

[ 2014年6月4日 05:30 ]

叫びながらリターンを打つシャラポワ(AP)

テニス全仏オープン第10日

(6月3日 パリ・ローランギャロス)
 女子シングルス準々決勝で、第7シードのマリア・シャラポワ(ロシア)が新鋭のガルビネ・ムグルサ(スペイン)に1―6、7―5、6―1で逆転勝ちし、4大会連続で準決勝に進出した。20歳のウージニー・ブシャール(カナダ)は7―6、2―6、7―5で第14シードのカルラ・スアレスナバロ(スペイン)を破り、初の4強入りとなった。

 2年ぶりの優勝へまた一歩前進した。前回準優勝のシャラポワは逆転で4年連続の4強入りを決めると、胸の前でガッツポーズ。20歳の新星ムグルサの快進撃を止め「素晴らしい戦いだった」とセンターコートのファンに投げキスで応えた。

 第1セットは「スタートから気迫が凄かった」と挑戦者の勢いに押されて落とした。第2セットの第3ゲームで初めてブレークに成功すると自らを鼓舞する叫び声を上げ、フルスイングで攻め込む強打が復活。流れを引き寄せた。全仏は2年前に悲願の4大大会全制覇を達成した特別な場所。「もう一度、頂点に立ちたい」と誓った。

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