遼 出遅れ「前半苦労した」8打差106位も諦めない

[ 2014年5月17日 05:30 ]

10番でティーショットの行方を見つめる石川

USPGAツアー HPバイロンネルソン選手権第1日

(5月15日 米テキサス州アービング TPCフォーシーズンズ・リゾート=7166ヤード、パー70)
 日本人選手は大きく出遅れた。石川遼(22=CASIO)は3バーディー、6ボギーの73で、首位と8打差の106位発進となった。今田竜二(37=フリー)は2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74で130位。65で回ったペーター・ハンソン(36=スウェーデン)が首位に立った。

 苦しいスタートとなった。石川は「特に前半で試合に入るのに苦労した」と汗を拭った。その言葉通り、インスタートだった前半の9ホールでは1バーディー、4ボギーと精彩を欠いた。前週のプレーヤーズ選手権では補欠として出番に備えていたが、その際に体調を崩し、「クラブを2日くらい振れなかった」という。その影響からかショット、パットともに苦戦。特にショートパットは「全然ラインが読めなかった」と悔しがった。それでも、後半は「ショットが良くなってきた」と持ち直した。予選通過へは暗雲が垂れ込める初日となったが、「イーブンパーまで伸ばせば予選も通ると思う」と諦めていなかった。

 ▼130位・今田竜二 スイングのタイミングが早く、ティーショットに苦しんだ。(最終18番で第1打を左の池に打ち込みダブルボギー)

続きを表示

2014年5月17日のニュース