史上初の7連覇がかかる内村「反応が良すぎて僧帽筋を少し痛めた」

[ 2014年5月8日 16:42 ]

 万能キングのライバルは自分自身だ。個人総合で争われる体操の全日本選手権は9日、国立代々木競技場で開幕する。

 8日はロンドン五輪金メダリストの内村航平(25=コナミ)らが会見。男女通じて史上初の7連覇がかかる内村だが、「昨日の練習ですごく反応が良くて、反応が良すぎて(左の)僧帽筋を少し痛めてあまりいい状態じゃないけど、我慢してできればいい」と不安を口にした。

 7日の会場練習で平行棒を行っていた際に、首から肩にかけた左僧帽筋を痛めたという。コンディションを考慮し、圧勝した4月のW杯よりも演技の難度を落とす予定。痛みについては「手術したことがないので、手術するようなケガが10だとすれば、3かな」と話し、「着地はどんな状態でも決めたい。こういう状態でも着地を決めてくるってところを見てもらいたい」と気合を入れていた。

 今大会は10月の世界選手権(中国・南寧)の代表選考会を兼ねて行われるが、内村は4月のW杯で優勝して代表に内定している。

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2014年5月8日のニュース