錦織 64分あっさり16強「自信ついてきている」

[ 2014年5月8日 05:30 ]

男子シングルス2回戦、ギリェルモ・ガルシアロペスに快勝した錦織

 テニスのマドリード・オープンは6日、マドリードで行われ、男子シングルス2回戦で第10シードの錦織圭(24=日清食品)が世界ランキング38位のギリェルモ・ガルシアロペス(30=スペイン)に6―3、6―1で快勝した。8強入りの懸かる3回戦では世界9位のミロシュ・ラオニッチ(23=カナダ)と対戦する。

 1時間4分であっさりと試合を決めた。前戦のバルセロナ・オープンで優勝した好調を今週も保ち、錦織は「いいプレーが続いて自信もついてきている」とはっきり口にした。序盤は守勢に回って先にブレークを許したが、持ち味のリターンでプレッシャーをかけてリズムをつかんだ。3回戦の相手は強烈なサーブを武器にするラオニッチ。「サーブがいいのでクレーでもブレークが大変。リターンが鍵になる」と表情を引き締めた。

 大会公式サイトでもトップページを錦織が飾るなど、スペインでの注目度も抜群だ。第3シードのワウリンカが2回戦で敗れる波乱があり、昨年に続いて準々決勝に勝ち上がれば格下との対戦になる。日本のエースにとって目標とする世界ランクトップ10入り(現在12位)へのチャンスも広がってくる。

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2014年5月8日のニュース