東京五輪組織委が発足 森会長「一丸となって」

[ 2014年1月24日 19:41 ]

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が発足し、記念写真に納まる(左から)秋山俊行東京都副知事、武藤敏郎事務総長、森喜朗会長、竹田恒和JOC会長、下村文科相、鳥原光憲JPC委員長

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、東京都庁で設立理事会などを開いて発足し、会長に就任した森喜朗元首相(76)は記者会見で「われわれ関係者が一丸となっていく必要がある。オールジャパン態勢を構築していく」と抱負を述べた。6年後の開催へ向けた準備が本格的にスタートする。

 実務面を取り仕切る事務総長には、元財務事務次官で日銀副総裁を務めた武藤敏郎・大和総研理事長(70)が就いた。

 組織委は競技運営、輸送、宿泊、入場券販売など大会開催で中心的な役割を担う。招致段階で見積もった予算は約3013億円で、企業からの協賛金や寄付金による資金調達も課題となる。

 事務局は当面、都庁内に置かれ、50人規模でスタートする。20年には約3千人に膨らむ。

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2014年1月24日のニュース