アイホケ女子 最年長34歳近藤 DFに加えFWも!

[ 2014年1月24日 05:30 ]

練習を見つめる飯塚監督

 アイスホッケー女子日本代表スマイルジャパンの最年長が“二刀流”の準備を進めている。横浜市内での合宿ではチームでただ一人、98年長野五輪を経験する最年長の近藤陽子(34=西武)が本来のDFではなくFWに入ってプレー。シュート練習に精を出した。

 飯塚監督は「両方準備するように言ってある。DFはいつでもできるが、(本番まで)時間がないのでFWでやってもらっている」と説明した。

 昨年2月の五輪最終予選で、ケガから復帰直後だった近藤は落選。補欠としてチームに残ると練習相手としてFWを務めた。指揮官は「FWもできると判断した」と早くから適性を見抜いており、今回もFWで試した。国内合宿はこの日で打ち上げとなり、24日に直前合宿地のチェコに向けて出発する。近藤がDFもFWもできればケガ人が出たときでも柔軟に対応できる。自分の立ち位置を理解しているベテランは「力を出し切ること」を目標に掲げた。

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2014年1月24日のニュース