葛西が6位、アマン優勝 ジャンプ週間開幕戦

[ 2013年12月30日 07:46 ]

葛西紀明の1回目

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は29日、伝統のジャンプ週間開幕戦を兼ねた個人第9戦(HS137メートル、K点120メートル)が行われ、41歳の葛西紀明(土屋ホーム)が133メートル、130・5メートルの294・5点で6位に入った。

 1対1で対戦する1回目はマルティン・シュミット(ドイツ)に勝って4位につけたが、2回目に順位を落とした。

 冬季五輪個人金メダル4個のシモン・アマン(スイス)が139メートル、133メートルの301・9点で3季ぶりに通算21勝目を挙げた。

 竹内択(北野建設)は12位、伊東大貴(雪印メグミルク)は16位。渡瀬雄太(雪印メグミルク)は1回目で敗れて2回目に進めず、34位だった。

 ▼葛西紀明の話 ジャンプはあまり良くない。あれで1桁順位にいけるのかという感じ。(試合前の)試技もトップだったし、踏み切りのタイミングさえ合えば負けないと思う。

 ▼竹内択の話 もう少しいい助走姿勢がある。それが見つかれば、もう少し上の戦いができる。あまりネガティブに考えずにやっていきたい。

 ▼伊東大貴の話 時差ぼけもあって、体の切れが悪かった。助走路もうまく滑れなかった。次は頑張る。(共同)

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2013年12月30日のニュース