沙羅「充実」リレハンメルで初練習 7日W杯女子開幕

[ 2013年12月4日 20:51 ]

W杯今季初戦が行われる会場で練習し、ジャンプ台で笑顔の高梨沙羅

 来年2月のソチ冬季五輪ノルディックスキー、ジャンプ女子で金メダルが期待される17歳の高梨沙羅(クラレ)は4日、ワールドカップ(W杯)今季初戦が行われるリレハンメルの会場で初練習し「最初の感覚が大事なので集中して飛べた。充実した練習になった」と満足そうに話した。

 計4回の飛躍で最初の2回は100メートルのヒルサイズ付近まで伸ばし、その後は助走のスタート位置を下げて2回飛んだ。課題の着地ではテレマークをしっかりと入れた。冬の氷の助走路にも「うまく移行できている」と調整は順調なようだ。

 日本チームは合宿先のラムソー(オーストリア)から3日夜に到着。6日に男女2人ずつの混合団体が実施される。7日には個人第1戦が行われ、昨季W杯個人総合優勝を遂げた日本のエースの戦いが、本格的にスタートする。

 ジャンプ男子の伊東大貴(雪印メグミルク)、複合の渡部暁斗(北野建設)らも調整した。(共同)

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