アマ和宇慶がプロ5人抜き優勝 関取衆悲鳴「情けない」

[ 2013年12月4日 05:30 ]

プロを相手に5人抜きを達成した九州情報大相撲部の和宇慶一騎

 プロの面目が丸つぶれとなる番狂わせだ。大相撲の冬巡業は佐賀県鳥栖市で行われ、幕下力士とアマチュア選手による「決勝5人抜き」で九州情報大相撲部の和宇慶(わうけ)一騎(3年)がプロを次々と破って優勝した。

 今年のインカレ8強の実績を持つ和宇慶は最初に松本(錣山)を左からの上手投げで倒すと、石浦(宮城野)にははたき込みで勝利。続く照強(伊勢ケ浜)、勝誠(境川)はいずれも左上手投げで破り、最後の旭鵬山(友綱)には技ありの下手出し投げで勝ち、あれよあれよと5人抜きを達成した。館内で見守った関取衆からは「情けない」と悲鳴が漏れたが、観客は大喝采。1メートル84、100キロの和宇慶は「たまたま」と恐縮しきり。現在はプロ志望ではないが「幕下に勝てて自信になった」とその気になった?

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2013年12月4日のニュース