稀勢の里 出稽古で負け越し「こてんぱん 全てを考え直す」

[ 2013年7月2日 06:00 ]

稀勢の里(左)は栃煌山との三番稽古では7勝11敗と完敗して意気消沈

 大相撲名古屋場所(7日初日、愛知県体育館)で綱獲りに挑む大関・稀勢の里は愛知県春日井市の春日野部屋で出稽古を行い、東前頭2枚目の栃煌山に7勝11敗と負け越した。

 本場所で12勝8敗と苦手にしている相手に一気に押し込まれる場面も目立ち「面白くやられました。見ての通り。こてんぱんにされて、全てを考え直してやるしかない」とため息まじりに話した。出稽古で手応えをつかむはずが、完全に逆効果。2日の春日野部屋への出稽古は急きょキャンセルした。苦手を克服しきれず、大事な綱獲り場所に暗雲がたち込めてきた。

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2013年7月2日のニュース