遼 初日は1オーバー、粘り見せるもスコア伸ばせず

[ 2013年5月3日 06:00 ]

第1ラウンド、3番で第2打を放つ石川遼

USPGAツアー ウェルズファーゴ選手権

(5月2日 米ノースカロライナ州シャーロット クウェイルホローC=7492ヤード、パー72)
 石川遼(21=CASIO)は初日を終えて1オーバーとした。前週のチューリヒ・クラシックを欠場した石川は、1バーディー、2ボギーの73で回り、1オーバーだった。第1打をラフに入れた1番パー4をパーで切り抜けると、その後も手堅いプレーでパーを並べた。7番パー5でボギー、15番パー5でバーディーを奪い、スコアを戻したが、17番でボギーを叩いた。

 石川は、6番パー3で右手前のバンカーからピンそばに寄せてパーセーブするなどパーを拾い続けた。7番パー5では第1打を右の池に入れてボギーを叩いたが、15番パー5で第2打でグリーン手前まで運んで初バーディーを奪い、イーブンパーに戻した。だが、17番ではボギーを叩き1オーバー。

 試合を欠場した前週はアプローチ練習に取り組んだ。「1週休むことで体力的にもリセットできたり体のケアに専念できた」とスタミナも回復。「優勝争いをしたい」と意気込んでいた。その決意通り、粘り強くプレーした。

続きを表示

2013年5月3日のニュース