錦織 今季初クレー、一度もブレーク許さず54分料理

[ 2013年4月25日 06:00 ]

バルセロナOPシングルス2回戦で快勝した錦織圭

 男子テニスのバルセロナ・オープンは23日、バルセロナで行われ、世界ランキング15位で第6シードの錦織圭(23=日清食品)は、初戦となったシングルス2回戦で同309位のギリェルモ・オラソ(25=スペイン)を6―1、6―3で下し、3回戦に進んだ。3回戦は第9シードのイエジ・ヤノビチ(ポーランド)とアルベルト・ラモス(スペイン)の勝者と対戦する。

 錦織が格下を圧倒した。クレーコートでの今季シングルス初戦。「最高のプレーを出さなくても勝てる内容の試合だった」と好発進に笑みがこぼれた。3月の大会で悪化させた左脇腹は完治していないものの、一度もブレークを許さずにわずか54分で試合を終わらせた。昨年のこの時期はクレーでの出場試合を増やしたところ、左脇腹を痛め全仏オープンを欠場することになった。苦い思いを教訓に、パワーが必要な赤土での連戦にも耐えられるよう体力強化に努めてきた成果が出た。

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2013年4月25日のニュース