白鵬“経営の神様”を招待 夏場所にJAL再建主導・稲盛氏

[ 2013年4月19日 06:00 ]

 大相撲の横綱・白鵬(28=宮城野部屋)が日本航空の経営再建を主導した“経営の神様”稲盛和夫氏(81)を夏場所(5月12日初日、両国国技館)4日目に招待することが18日、明らかになった。関係者によると既に向正面の升席を手配。取組後には東京都墨田区の宮城野部屋でちゃんこを振る舞う予定だ。

 白鵬は11年暮れに稲盛氏主宰の経営塾「盛和塾」に自費を払って入塾。「心を高めることが経営を伸ばす」と語る稲盛氏の言葉に感銘を受けており、何度も録音CDや著書を読んで心を鍛えてきた。

 前人未到の69連勝を記録した大横綱・双葉山には陽明学者・安岡正篤という人生の指南役が存在していたとされる。現代の双葉山を目指す白鵬にとって稲盛氏はまさに心の師。史上3位タイの25度目の優勝を果たし、恩返しをするつもりだ。

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