藤本 2日連続の66で2位浮上「最後にぽんぽんと入った」

[ 2013年3月30日 06:00 ]

第2ラウンド、15番でラインを読む藤本佳則

男子ゴルフツアー インドネシア・プロ選手権第2日

(3月29日 インドネシア・ジャカルタ エメラルダGC=7198ヤード、パー72)
 7位から出た藤本佳則(23=フリー)が2日連続の66をマークし、通算12アンダーで首位と1打差の2位に浮上した。好調なショットでチャンスを量産し、上がり3ホールで4つスコアを伸ばして首位争いに踏みとどまった。初日首位の宋永漢(韓国)が、この日も66で回り通算13アンダーで首位をキープ。通算3アンダーまでの69人が決勝ラウンドに進出した。
【第2R成績】

 終盤の3ホールでスコアを4つ伸ばした藤本は「最後にぽんぽんと入った。頑張ってきたご褒美がきた感じ」と白い歯を見せた。

 後半の6番で第2打をバンカーに入れ、この日2つ目のボギー。しかし続くパー5の7番で残り245ヤードの第2打を2メートルにつけてイーグルを奪うと、8、9番も連続バーディーで締めた。

 初日は1ホールしかフェアウエーを外さず、この日も「ショットの内容がいい。ストレスがたまらない」とボールを操った。開幕前の雷雨で芝がぬかるみ、予選ラウンドではフェアウエーなどでボールを拭いて置き直すことを認める特別ルールが適用された。そのメリットを正確なショットで最大限に生かした。

 「用がない時はとにかく部屋で寝ている」と異国での好奇心を抑えてゴルフに集中する。好位置で迎える決勝ラウンド。「トップに食らいつく気持ちでやっていきたい」と、優勝を視野に入れて戦う。

続きを表示

2013年3月30日のニュース