国外渡航が可能に 保釈中の南アの義足選手

[ 2013年3月28日 22:39 ]

 南アフリカの裁判所は28日、2月にモデルの恋人女性を射殺した疑いで訴追された後、保釈された同国の両脚義足の五輪ランナー、オスカー・ピストリウス容疑者(26)の海外渡航を認める判断を下した。南ア通信などが伝えた。

 同容疑者が収入を得るため外国の競技会に出場する可能性があるとして、弁護側が保釈条件の緩和を求めていた。現時点で具体的な出場予定はないという。

 同容疑者は2月14日未明、首都プレトリアの自宅で恋人を射殺したとして逮捕され、同22日に保釈された。検察側は計画的殺人だったと主張、弁護側は強盗と間違えた誤射だったとしている。次の公判は6月4日の予定。(共同)

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2013年3月28日のニュース