亀井改め希善龍 待望の新十両昇進!両親の激励に応えた

[ 2013年3月28日 06:00 ]

十両昇進が決まり、笑顔で木瀬親方(左)と握手する亀井改め希善龍

 日本相撲協会は27日、大阪市のボディメーカーコロシアムで夏場所(5月12日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、十両昇進力士4人を決めた。新十両は千代皇(21=九重部屋)と亀井改め希善龍(27=木瀬部屋)。再十両は千代嵐(21=九重部屋)と北はり磨(26=北の湖部屋)。年寄「二子山」を襲名した元大関・雅山ら9人の引退も発表した。

 日大出身の亀井改め希善龍が待望の新十両昇進。同部屋の幕内・常幸龍や宮城野部屋の十両・大喜鵬ら大学の後輩に後れを取って挫折しそうになったが、両親に「悔いの残らないように頑張れ」と激励されて踏ん張った。

 師匠の木瀬親方(元幕内・肥後ノ海)から勧められた加圧トレーニングを1年3カ月前から始め、上半身を強化して成長。来場所へ向け「腰をもっと割らないと通用しない」と気持ちを引き締めた。

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