陸連幹部 初の世陸内定に「ホッ」 野口にも称賛の声

[ 2013年3月11日 06:00 ]

35キロ付近で競り合う(左から)野口みずき、木崎良子、ベルハネ・ディババ
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名古屋ウィメンズマラソン

(3月10日 ナゴヤドーム発着42・195キロ、スタート時の天候=曇り、気温15・0度、湿度36%、東の風0メートル)
 名古屋ウィメンズで世界選手権の国内選考レースが終了。最大で5人が出場できる代表選手は、「派遣設定タイムの2時間24分を切った日本人最上位選手」の条件をクリアした木崎が自動的に決定した。

 日本陸連の幹部は男女通じて初の内定者が出たことに安ど。「木崎さんは五輪後に成長した姿を見せてくれた」と武冨豊・女子中距離・マラソン部長は話した。また、野口に対しても「内定を得るタイムに限りなく近く高く評価できる」(尾県貢・専務理事)と称賛する声が相次いだ。4月のボストン、ロンドンで2時間24分を切った選手も代表候補となるが、条件を満たす選手がいない場合、8月の北海道を含めた国内4大会の日本人3位以内から選考。4月25日の理事会で男女代表が正式決定する。

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