遼 勝負パンツも…3連続ボギー、61位「ふがいない」

[ 2013年2月19日 06:00 ]

最終ラウンド、ホールアウトした石川遼。通算5オーバーの61位に終わった

USPGAツアー ノーザントラスト・オープン最終日

(2月17日 米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ リビエラCC=7349ヤード、パー71)
 58位スタートの石川遼(21=フリー)は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを落とし通算5オーバー、289で61位に終わった。69で回ったジョン・メリックが通算11アンダーで並んだチャーリー・ベルジャン(ともに米国)とのプレーオフを2ホール目で制してツアー初優勝を飾った。

 今季4戦目で初の最終日。赤が定番だった“勝負パンツ”を白に替えて臨んだ石川だったが「ふがいない。内容も良くなかった」と反省した。

 インから出て15番パー4で叩いたダブルボギーも痛かったが、最も悔やんだのは2番から「ずるずると崩してしまった」3連続ボギー。1番でバーディーを奪い2番のティーショットも上々だったが7Iでの第2打はグリーンに届かず「クラブの選択ミスだった」と唇をかんだ。寄せきれずボギーにすると「集中力が途切れた」とミスを重ねスコアも沈んだ。

 今季初めて賞金と、ランク上位125人にシード権が与えられるフェデックスポイント7点(ランク178位)を手にしたが「(自己採点は)ゼロ。優勝争いしないと意味がない」と浮かない。20日からのアクセンチュア世界マッチプレー選手権は出場資格がなく次戦は28日開幕のホンダクラシックの予定。「(腰痛が治まり)練習できる体になってきたから打ち込む」と気持ちを切り替えていた。

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