セリーナ4強逃す…19歳にまさかの敗戦 腰痛め「最悪」

[ 2013年1月24日 06:00 ]

女子シングルス準々決勝で敗れたセリーナ・ウィリアムズ

全豪オープンテニス第10日

(1月23日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 女子シングルス準々決勝で4大大会3連勝を狙った第3シードのセリーナ・ウィリアムズが同じ米国の第29シード、スローン・スティーブンスに6―3、5―7、4―6で敗れる波乱があった。19歳のスティーブンスは4大大会初の4強で、準決勝では2連覇を目指す第1シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。男子シングルス準々決勝はロジャー・フェデラー(スイス)、アンディ・マリー(英国)が勝ち上がり、両者は準決勝で対戦する。

 S・ウィリアムズはアクシデントで敗れた。第1セットを先取し、3―4で迎えた第2セットの第8ゲーム。ネット前へダッシュした際に体に衝撃が走った。「痛みが出て、腰が回せなくなった」。その後はショットもサーブも力強さが消え逆転負け。4大大会3連勝の夢がついえた。1回戦で右足首を痛め腰にも数日前から張りがあったという。「最悪な2週間だわ」とつぶやいた声はコートサイドのマイクに拾われた。予期せぬ形で5度の優勝を誇る全豪の舞台を後にした。

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2013年1月24日のニュース