中大・浦田監督「悔しい結果に」城西大・櫛部監督「現実を受け止めて」

[ 2013年1月2日 20:21 ]

第89回東京箱根間往復大学駅伝競走・往路5区間

(1月2日)
 強風の厳しい状況下、5区の選手が低体温と脱水症状に見舞われた2校が途中棄権した。最多14度の優勝を誇る中大は野脇が21・7キロ付近でリタイアし、29大会ぶりにシード権を失った。

 2区でも新庄翔が脱水症状でふらふらになり、浦田監督は「悔しい結果になってしまった。復路は記録も順位もつかないが意地を見せたい」と厳しい表情だった。

 2009年にも途中棄権した城西大は浜本が18・3キロ付近でレースを中止し、救急車で運ばれた。櫛部監督は「呼び掛けに応じなくなったので止めた。復路の選手は現実を受け止めて再スタートしてほしい」と話した。

 両校のチーム成績は「記録なし」となり、6区以降の個人成績は参考記録となる。

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2013年1月2日のニュース