日体大 悔し泣きから1年 別府監督「優勝の味、忘れてました」

[ 2013年1月2日 14:07 ]

4区の木村(右)にタスキをつなぐ日体大・山中
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第89回箱根駅伝往路

(1月2日)
 26年ぶりに往路を制した日体大の別府健至監督は「私が大学2年生の時以来、優勝の味を忘れてました」と今にも泣き出しそうな表情で優勝をかみしめた。

 昨年は19位に沈み、63年途絶えることのなかったタスキリレーも繰り上げスタートで途絶え、学生の前で悔し涙を流した指揮官。猛練習で選会をトップで通過した。

 巻き返しにかけて臨んだ今大会でも見事に結果を出した。「私も選手も含めて変わらなければならないと本気で思った1年だった。その結果」とチームでつかんだ勝利に胸を張り、「まだ半分を過ぎたにすぎない。往路と同じく復路も積極的かつ慎重にいきたい」と明日の総合優勝に向け気を引き締めた。

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2013年1月2日のニュース