遼 復活Vへ10勝目へ クラブ3本入れ替え

[ 2012年11月8日 06:00 ]

新たに使用するパターとチャリティー商品を手に笑顔の石川遼

 男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズ(スポニチ後援)は8日、静岡県・太平洋クラブ御殿場コースで開幕する。10年のこの大会を最後に優勝から遠ざかっている石川遼(21=パナソニック)はクラブを3本入れ替え、復活の10勝目を目指す。

 7日にプロアマ戦に出場した石川は1Wのシャフトをこれまでの44・5インチから45インチに長くした。視覚的な違和感をなくすためヨネックス製のヘッドも380CCから445CCに変更。「45インチで44・5インチと同じスイングをしたい。まだまだ45インチで出せる飛距離は出せていないけど極めていきたい」と遠心力を使い飛距離を出す考えを示した。

 さらには来季に向け契約交渉中のキャロウェイ社から「スピン量が多い」という理由でSWを投入、さらにスコッティキャメロンのマレット型をメーンとしていたパターも「2本を併用していきたい」とオデッセイのピン型に変更した。シーズン終盤での3本の新クラブ投入にも石川は「良いなと思った時に僕は使いたい」と不安はない。「(勝っていた)2、3年前を思い出すのでなく、今の自分の持っているもので優勝を目指したい」とスケールアップしたゴルフで2年ぶりの勝利を狙う。

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2012年11月8日のニュース