村上 ジャンプなど確認「見ている人を引き付けるように」

[ 2012年11月8日 17:50 ]

ロシア杯の公式練習で調整する村上佳菜子

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、ロシア杯は9日にモスクワで開幕する。公式練習が8日、本番会場で行われ、第1戦のスケートアメリカで2季ぶりにGP制覇した男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)や織田信成(関大大学院)、女子の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が調整し、小塚はフリーの曲をかけた練習で4回転ジャンプを決めた。

 3位以内でシリーズ上位6人によるGPファイナル(12月・ソチ)進出が決まる小塚は「疲れた中でも練習を続けてきた。自信を持っていいと思う」とリラックスした様子。第2戦のスケートカナダで3位の織田はジャンプの練習を繰り返し「優勝するか2位にならないとファイナル進出は難しい。全力を出し切りたい」と決意を口にした。

 村上はフリーの曲をかけて練習し「見ている人を引き付けるような雰囲気を出したい。(ファイナル進出へ)優勝できるように頑張りたい」と意気込んだ。(共同)

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