シャラポワ 4強ならず「ベストのテニスできなかった」

[ 2012年9月28日 06:00 ]

シングルス準々決勝でサマンサ・ストーサーにリードされ、さえない表情のマリア・シャラポワ

 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン第5日は27日、東京・有明テニスの森公園で行われ、シングルス準々決勝で全仏オープン女王の第2シード、マリア・シャラポワ(ロシア)は昨年の全米オープン優勝のサマンサ・ストーサー(オーストラリア)に4―6、6―7で敗れ、4強入りはならなかった。全豪オープン覇者で第1シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は体調不良で棄権、第5シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)が準決勝に進んだ。

 シャラポワはショットの安定感を欠き、主導権を握ることができず「チャンスを生かせなかった。ミスで難しい試合にしてしまった」と嘆いた。第1セットを落として迎えた第2セット。第3ゲームをブレークしたが、直後のサービスゲームをキープできなかった。悪い流れを振り払うように声を上げながらプレーし3―5から追い付くと、タイブレークでは4度のマッチポイントのピンチをしのぎ10―9とリード。だが、ショットが再びぶれ、3ポイントを連続で失った。全仏女王は今大会を振り返り「ベストのテニスができなかった」と肩を落とした。

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2012年9月28日のニュース