綱獲り日馬富士は東正大関 新関脇に妙義龍、碧山が新三役

[ 2012年8月27日 13:09 ]

 日本相撲協会は27日、大相撲秋場所(9月9日初日・両国国技館)の新番付を発表し、名古屋場所を15戦全勝で制し、今場所で3度目の綱獲りに挑む日馬富士が東の正大関に就いた。

 一人横綱15場所目の白鵬は、羽黒山を抜いて単独10位の在位31場所。他の大関陣は東が琴奨菊と、小錦を抜いて単独5位となる在位40場所の琴欧洲。西は稀勢の里、把瑠都、鶴竜の順となった。

 関脇は、日体大出身で初の関脇となる妙義龍が東に座った。先場所で負け越した豪栄道が東から西に移った。小結は東が碧山で、ブルガリア出身力士では2005年春場所の琴欧州(現琴欧洲)以来2人目の新三役。西には栃ノ心が7場所ぶりに返り咲いた。

 新入幕は旭日松だけ。朝赤龍と富士東、天鎧鵬の3人が2場所ぶり、木村山が5場所ぶりに幕内に復帰した。

 新十両は山口改め大喜鵬、慶改め慶天海、寺下改め丹蔵の3人。大喜鵬は日大出身で、幕下15枚目格付け出しデビューから所要3場所で昇進した。東洋大出身の丹蔵は初土俵から所要32場所での昇進で、学生相撲経験者では史上5番目の遅さ。

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2012年8月27日のニュース