美香6差14位!日本勢で唯一予選突破

[ 2012年8月26日 06:00 ]

第2ラウンド、通算2アンダーの宮里美香

USLPGAツアーカナダ女子オープン第2日

(8月24日 カナダ・コキトラム バンクーバーGC=6681ヤード、パー72)
 前週に米ツアー初優勝を果たした宮里美香(22=NTTぷらら)が日本勢でただ一人の予選通過を決めた。4バーディー、3ボギーの71で回り、通算2アンダーで首位と6打差の14位となった。宮里藍(27=サントリー)は1バーディー、3ボギーの74で、通算6オーバーの100位で予選落ち。15歳のアマチュア、リディア・コ(ニュージーランド)とチェラ・チョイ(21=韓国)が通算8アンダーで首位に立った。

 ラウンド後に取材を受けている最中にも「おめでとう!」と祝福の声が飛んだ。多くの人から注目を浴びる優勝翌週の試合。宮里美は首位と6打差と優勝争いも可能な位置で決勝ラウンドに進むことになった。

 「優勝した後にしっかり上位で争うことが以前からの目標だった。もう少し緊張するかと思ったけど、意外に落ち着いてできた」。まずは最低限の目標を達成して一息ついた。ただし、もちろん100%満足とはいかない一日だった。出だしの10番でバーディーを奪うなど、一時は4アンダーまでスコアを伸ばした。だが、終盤の7、8番で「第2打の当たりが薄かった」と立て続けにグリーンを外した。微妙な距離のパーパットも決められずに連続ボギーで後退。悔やまれる上がりとなった。

 それでもショットの好調は持続しており、上位を追いかける態勢は整いつつある。「アイアンのミスは許容範囲だし、修正は難しくない。ショットは凄くいいと思うので、最後はショートゲームが大事になる」と2週連続の優勝争いに向けて力を込めた。

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2012年8月26日のニュース