武藤 2R終え通算1アンダー!初の予選通過果たした

[ 2012年7月21日 00:16 ]

第2ラウンド、2番で第2打を放つ武藤俊憲=

 男子ゴルフのメジャー第3戦、全英オープン選手権は20日、英国中部のロイヤルリザム・アンド・セントアンズGC(7086ヤード、パー70)で第2ラウンドを行い、6位スタートの武藤俊憲は2バーディー、4ボギーとスコアを落として通算1アンダー。3度目の挑戦の武藤は、初の予選通過を果たした。

 2番でボギーが先行したが、5、6番は10メートル前後のパットをきっちりと寄せて乗り切り、12番で初のバーディーも奪った。だが、16番(パー4)は第2打がグリーン右のバンカーへ。水たまりにかかった球をうまく出したが、結局この日、四つ目のボギー。

 80位から出た小田孔明は72で回って通算4オーバー、谷口徹は通算7オーバーで終えた。高山忠洋は通算8オーバー、市原弘大は通算10オーバーだった。

 ▽武藤俊憲の話 前日より内容はよくなかった。よく耐えたし、最後をバーディーで終われたのは明日に楽しみな材料が増える。耐えるところを耐えて、武藤は頑張っているなというプレーをしたい。

 ▽谷口徹の話 コースが軟らかく、リンクスらしくなかった。いいパットをしているのに入らなかった。気持ちを切り替えて、次の世界選手権シリーズと全米プロに向けてしっかり調整したい。

 ▽小田孔明の話 (18番で)最後のパーパットが(外れたのが予選通過をめぐり)でかそう。ちょっとがっつき過ぎた。よく耐えたが、しょうがない。

 ▽市原弘大の話 結果はよくなかったが、自分のゴルフはできたと思う。やってきたことが間違いではないというのは収穫だった。こういう試合に出続けられるようにしたい。

 ▽高山忠洋の話 パットの調子を上げきれなかったのが、いいスコアにつながらない原因だった。(予選を通過して)あと2日できたらもっと勉強できたと思う。

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2012年7月21日のニュース