小林、酒井組は3位スタート 五輪最終予選

[ 2012年4月19日 10:16 ]

デュエット・テクニカルルーティンで演技する小林(左)、酒井組

 シンクロナイズドスイミングのロンドン五輪世界最終予選は18日、五輪会場の水泳センターで開幕し、デュエットのテクニカルルーティン(TR)で小林千紗(井村シンクロク)酒井麻里子(東京シンクロク)組は92・200点で3位につけ、まずまずのスタートを切った。

 チームで日本と出場権を争うウクライナペアは、0・200点差で4位。トップは昨年の世界選手権優勝のナタリア・イーシェンコ、スベトラーナ・ロマシナ組(ロシア)で、2位はオナ・カルボネル、アンドレア・フエンテス組(スペイン)。今大会は五輪テスト大会を兼ねており、各大陸で出場枠を得た5カ国を除いた19枠を争う。フリールーティンは20日に行う。

 ▼小林千紗の話 最初の種目だったので、日本に良い風を吹かせたいという強い気持ちを持って、思い切って泳いだ。日本のデュエットとして泳ぐ責任を必ず果たそうと思った。

 ▼酒井麻里子の話 思い切って泳ぐというテーマを忘れずに泳ぎ切れたと思う。最初の演技なので、この演技で日本に風が吹くかが決まると思っていた。少しは良い流れができたと思っている。(共同)

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2012年4月19日のニュース