石川遼イライラ…精ショット低調109位発進

[ 2012年3月17日 06:00 ]

6番、林の中から第2打を放つ石川遼

USPGAツアートランジションズ選手権第1日

(3月16日 米フロリダ州パームハーバー イニスブルックリゾート&GCコパーヘッドC=7340ヤード、パー71)
 石川遼は2オーバーの73で回り、109位と大きく出遅れた。先週のプエルトリコ・オープンでは米ツアー自己最高の2位と躍進。勢いに乗って上位進出を狙ったが、ショットもパットも精彩を欠いた。

 イライラを隠しきれない石川がいた。ホールアウト直後のテレビインタビューでは、うつむきかげんのまま「内容的にはあまり良くない。スイングを良くして2日目をいいラウンドにしたい」と言葉を絞り出した。練習日から低調のショットは試合でも変わらない。昨年までの8ラウンドで5ボギーを叩き「かなり苦手」という鬼門の6番でボギーが先行。そのまま悪い流れにのみ込まれた。

 前戦2位の勢いは全くなく、フェアウエーキープは4ホールのみで141位と出場選手中最下位。パーオン率や平均パットなども軒並み100位台に沈んだ。「2日目は予選通過ラインを意識してプレーすることになる」。2年連続で予選落ちしている今大会。第1日時点でカットラインと3打差。3年連続の屈辱の危機に立たされた。

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