白鵬 盟友千昇と稽古 「やるからには情けはいらない」

[ 2012年3月2日 17:59 ]

 横綱白鵬が2日、堺市堺区の出羽海部屋に出稽古した。式秀部屋から来ていた新十両の千昇らと25番取り、厳しい取り口で全勝して充実ぶりを見せつけた。

 千昇とは2001年春場所がともに初土俵の同期で、モンゴルから来日したのも同時期。外国出身者として最も遅い所要65場所での十両昇進を決めた盟友との申し合いには熱が入り「同じ関取として稽古ができてうれしい。でもやるからには情けはいらない。それがお互いのため」と話した。

 千昇は「横綱との稽古は光栄。来日当時を昨日のことのように思い出す」と感慨深げだった。

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2012年3月2日のニュース