五輪代表へ黄信号 小野「状況は悪いので逆に気楽に臨める」

[ 2012年2月20日 09:02 ]

柔道グランプリ大会最終日

(2月19日 ドイツ・デュッセルドルフ)
 「五輪に出るには優勝しかないと思って畳に臨んだ」という男子90キロ級の小野だったが、目標には届かなかった。

 準々決勝の残り約1分。積極的に攻めたが、相手の返し技が技ありと判定された。最後は勝負に出たが、豪快な投げで一本負け。「試合をやり切るのが自分のポリシー。満足ではないが、それができたので納得している」と淡々と話した。

 五輪代表争いでは一段と苦しい立場に追い込まれたが、5月の最終選考会に向け「状況は悪いので逆に気楽に臨めると思う」と前向きだった。(共同)

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2012年2月20日のニュース