スカイツリーにちなみ…大相撲いす席“破格”634円! 

[ 2012年2月20日 20:39 ]

 東京スカイツリーが5月22日に開業するのに合わせ、日本相撲協会が大相撲夏場所(5月6日初日・両国国技館)のいす席の一部を、ツリーの高さ634メートルにちなんで634円という破格の安さで販売する計画を進めていることが20日、同協会関係者の話で分かった。

 スカイツリーと国技館は墨田区にあって距離的に近く、販売対象は墨田区在住者らを検討している。これまで東京開催場所のいす席は、一番安くても当日限定販売の自由席の2100円(子ども料金を除く)。入場料の高さを指摘される中で、集客力向上にインパクトのある、客離れ対策となりそうだ。

 昨年の八百長問題などの影響で不入りが進み、1月の初場所3日目には現在の両国国技館に移ってから最多の残券5793枚を記録した。相撲協会内に「入場券販売促進プロジェクト」をつくり、対策に乗り出している。近く理事会で正式決定される見通し。

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2012年2月20日のニュース