鈴木貫禄の連覇 次の目標は世界選手権の「表彰台」

[ 2012年2月1日 06:00 ]

成年女子で2連覇した鈴木明子のフリー

国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会第5日

(名古屋市ガイシプラザほか)
 フィギュアの成年女子は3月の世界選手権代表で、ショートプログラム(SP)首位の鈴木明子(愛知・邦和スポーツランド)がフリーでもトップとなり、合計194・08点で2連覇した。スピードの成年女子3000メートルでは菊池彩花(山梨・富士急)が制した。少年男子5000メートルは全国高校選手権覇者の土屋良輔(群馬・嬬恋高)が2連覇。同1000メートルは三輪準也(北海道・白樺学園高)が1分12秒76の大会新で1500メートルとの2冠に輝いた。

 フィギュア成年女子で「世界選手権へ向け、どれだけできるのか」をテーマにしていた鈴木が、当然のように2連覇した。冒頭の3回転に続き、ダブルアクセル―3回転と、序盤は次々とジャンプに成功。後半でわずかに乱れたものの、躍動感と表現力で手拍子を送る地元愛知のファンを魅了した。「ノーミスでいけなかった。でも、全体として自分をコントロールできた」と満足げ。観衆の祝福の拍手には満面の笑みで手を振って応えた。「目標は(世界選手権の)表彰台に上ること」。3月のニース(フランス)で、同じ光景を披露するつもりだ。

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2012年2月1日のニュース