ジャンプ女子のエース高梨 ユース五輪金1号

[ 2012年1月14日 20:29 ]

ジャンプ女子で優勝し、表彰式でガッツポーズして喜ぶ高梨沙羅

 冬季ユース五輪第2日は14日、オーストリアのインスブルックで競技が本格的に始まり、ノルディックスキーのジャンプ女子(HS75メートル、K点68メートル)で高梨沙羅(北海道・上川中)が最長不倒の76・5メートルを2回そろえて合計269・3点で快勝し、今大会の日本勢で金メダル第1号となった。

 ジャンプ男子は佐藤幸椰(北海道・札幌日大高)が77メートル、73メートルの260・1点で銅メダルを獲得した。スピードスケート男子500メートルは角井俊洋(北海道・帯広南商高)が合計1分17秒827で3位となった。

 ▼高梨沙羅の話 初めてのメダルなのでとてもうれしい。第1回大会に出させてもらったことも、いい成績が出たことも本当にうれしい。1本目にいいジャンプができて、最後も落ち着いて飛べた。

 ▼佐藤幸椰の話 メダルが取れたことに満足している。でも、まだ上がある。これを踏まえて団体でもメダルを取りにいきたい。一番いい色を取りたい。

 ▼竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長の話 (ジャンプで)男女ともにメダルが取れて良かった。ジャンプ女子はソチ五輪で正式に採用されるし、楽しみ。高梨さんは若いし、経験を積んで伸びてくれると期待している。

 ▼渡瀬弥太郎コーチの話 (高梨)沙羅はやることをやった。この結果は練習のレベルを考えると驚くことではない。でも大事な試合の中でそれができたことは大きい。(共同)

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