日本女子 メダル獲りへ米国合宿 課題の跳馬を重点練習

[ 2012年1月14日 11:05 ]

米カリフォルニア州エルクグローブで、渡辺雅幸コーチ(奥)の指導を受ける大島杏子

 体操の日本女子が米カリフォルニア州エルクグローブで強化合宿を行っている。昨年10月の世界選手権で団体総合を制した米国の跳馬をレベルアップさせた元日本代表の渡辺雅幸コーチの指導を受けるためで、13日は跳馬の踏み切り動作を入念に確認した。

 世界選手権で7位だった日本はロンドン五輪でメダルを目指し、跳馬を重点課題とする。美濃部ゆう(朝日生命)は「これまでとは違う手の使い方を習い、跳躍に高さが出るようになった」と言い、大島杏子(朝日生命)は踏み切りに力強さが出て「跳馬に面白さを感じている」と話した。

 塚原千恵子女子強化本部長は「メダルを取るには跳馬と床運動の底上げが絶対に必要。効果を日ごとに感じている」と8日に始まった合宿の収穫を口にした。(共同)

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2012年1月14日のニュース