早大 主力選手「監督が決まらないと主将も決まらない 新体制で」

[ 2012年1月13日 10:08 ]

早大ラグビー部の新監督に就任する増保輝則氏

 大学選手権優勝15度を誇る早大ラグビー部の辻高志監督(34)が今季限りで退任し、早大OBで元日本代表WTBの増保輝則氏(39)を後任監督として起用する方向でOB会(早大ROB倶楽部)と大学側が調整していることが12日、分かった。

 新チームの最上級生となる3年生はこの日から東京都杉並区の上井草グラウンドで本格始動。指揮官不在の中で約1時間にわたってゲーム形式の練習で汗を流した。

 ある主力選手は「来季は誰が指揮するのか(OB会から)聞かされていません。監督が決まらないと、主将も決まらない。新体制で早くスタートしたい」と話した。

 OB会は大学側と協議し、2月4日に行われる4年生の卒業試合で新体制を学生に伝える方針。増保新監督の下、新生ワセダがスタートを切ることになる。

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