錦織 全豪前哨戦で世界6位撃破

[ 2012年1月13日 06:00 ]

 テニスの4大大会第1戦、全豪オープン(16日開幕)の前哨戦に当たるクーヨン・クラシックが12日、メルボルンで行われ、男子シングルスで世界ランキング26位の錦織圭(22=フリー)が同6位のジョーウィルフリード・ツォンガ(26=フランス)に1―6、6―4、6―1で逆転勝ちした。

 この大会はエキシビションの変則トーナメントで行われた。錦織は欠場した選手の代わりに出場したが、強豪を相手に粘りのテニスを見せた。錦織は昨年11月のスイス室内準決勝で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破る大金星を挙げた。全豪オープンでは第24シードに決定。現行のランキングが導入された1973年以降、日本男子では初めてシード選手として4大大会に臨む。今季開幕戦のブリスベーン国際は2回戦で敗退していたが、調子は上向いている様子だ。

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2012年1月13日のニュース