女子470級で五輪枠 セーリング、男RSX級も

[ 2011年12月17日 22:00 ]

 セーリングの世界選手権は17日、オーストラリアのパース沖で行われ、日本が女子470級と男子RSX級の2種目で新たに来年のロンドン五輪出場枠を獲得した。

 五輪開催国の英国を除く上位14カ国・地域が出場枠を得る女子470級で近藤愛、田畑和歌子組(アビーム)は5位となり、上位10艇が出場する最終レースに進み、総合10位以内が確定した。同組は日本セーリング連盟が世界選手権総合12位以内と定めた五輪代表候補の選考基準も満たした。

 28カ国・地域に出場枠が与えられる男子RSX級では富沢慎(関東自動車工業)が26位となり、獲得条件をクリアした。

 ▼田畑和歌子の話 後半は苦しいレースが続き、自ら崩れてしまった。(最終レースは)強い気持ちで臨みたい。

 ▼近藤愛の話 後半のレースでは攻める気持ちが足りなかった。このままでは終われない。(最終レースは)納得できるレースをしたい。(共同)

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2011年12月17日のニュース