杉田、錦織が勝ってデ杯ワールドグループ復帰に王手

[ 2011年9月16日 18:36 ]

第1日 シングルス第1試合でインドのエース、ソムデブ・デブバルマンをストレートで下し喜ぶ杉田祐一

 テニスの男子国別対抗戦、デ杯ワールドグループ入れ替え戦、日本―インド第1日は16日、東京有明コロシアムでシングルス2試合を行い、日本は世界ランキング175位の杉田祐一(三菱電機)と同55位の錦織圭(ソニー)がともに勝ち、27年ぶりのワールドグループ復帰まであと1勝とした。

 同65位で相手エースのソムデブ・デブバルマンと対戦した杉田は攻撃的なフォアでストローク戦を制し、6―3、6―4、7―5で快勝した。錦織は同559位と格下のロハン・ボパンナを6―3、6―2、6―2で退けた。

 17日はダブルス1試合、18日はシングルス2試合が予定され、3勝したチームが勝つ。

 ▼竹内映二・日本監督の話 杉田は期待以上のプレーをしてくれた。落ち着いてプレーし、相手のテニスを封じ込んだ。錦織もやることをきっちりやってくれた。

 ▼杉田祐一の話 しっかり準備をしてきたし、大事な一戦と思って戦った。(ラリーで)いいポジションが取れた時は先にどんどん攻めた。最後まで打ち切れた。

 ▼錦織圭の話 杉田選手が先に勝ってくれたので、プレッシャーも和らいだ。自分はミスをしないように戦った。負ける要素はなかった。この2勝で勝利に近づいた。

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2011年9月16日のニュース