秋場所初日残券ワースト記録…続く震災の影響

[ 2011年9月11日 06:00 ]

 大相撲・秋場所(11日初日、両国国技館)の土俵祭りが10日行われ、放駒理事長(元大関・魁傑)は「(昇進を懸ける力士は)いい相撲を取って、ぜひ昇進してもらいたい」と期待を込めた。

 今場所は日馬富士の綱獲りに加え鶴竜、琴奨菊、稀勢の里の3関脇が大関獲りに挑む。だが、この日正午に発表された初日の残券は4585枚で、現在の国技館で本場所が開催されるようになった85年以降では、ワースト記録となった。不入りの原因としては八百長問題の影響もあるが、チケット担当の待乳山親方(元小結・播竜山)は「(東日本大震災の影響で)外国人からの反響が少ない」と説明した。

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2011年9月11日のニュース