有村 左手首のケガで長期離脱の危機!

[ 2011年9月8日 06:00 ]

左手首痛で大会を欠場する有村智恵は悔しさからか時折目を潤ませる

 女子ゴルフの有村智恵(23=日本ヒューレット・パッカード)が、長期離脱の危機に立たされた。7日に行われた、今季国内メジャー第2戦・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(8日開幕、千葉・キングフィールズGC)のプロアマ戦前に、左手首のケガによる2週連続の欠場を大会本部に申し出た。

 8月のCATレディースから感じ始めたという手首の痛み。先週、都内の病院で診察を受けた結果は「TFCC(三角線維軟骨複合体)」と呼ばれる組織の損傷だった。手首の小指側にあり、クッションの役目をする部位だ。「休んで治る人もいれば治らない人もいると言われた」。テニス選手などにも多いケガで、固定療法で改善しなければ手術の選択肢もある。大相撲の元横綱・武蔵丸やソフトバンクの松中信彦も同じ症状で手術を受けており、復帰には数カ月を要している。

 現時点で手術をする考えはないが、全治の見込みは立たないまま。23日からは第二の故郷の仙台でミヤギテレビ杯ダンロップ、来月にはメジャーの日本女子オープンも控えている。ケガが長引くようなら賞金女王を目指す上でも痛すぎるアクシデントになる。

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