高見盛 被災地の子どもに甚平寄贈

[ 2011年6月10日 14:49 ]

墨田区社会福祉協議会会長の山崎昇・同区長(右)に、自身のしこ名が入った甚平を東日本大震災で被災した子どもたちに寄贈してくれるよう依頼する高見盛

 大相撲の人気力士、高見盛が10日、東日本大震災で被災した子どもたちのために作った甚平の寄贈を依頼するために墨田区役所を訪れ「子どもたちが少しでも元気になって、笑顔になってくれたらうれしい」と熱っぽく語った。

 自身のしこ名が入った浴衣用の反物を利用して、子ども用に約270着を作った。緑地に描かれた赤い不死鳥の柄には再生、復興の願いも込められているという。「自分の持っているものを使って何かできないかなと考えた」と説明した。

 同区の社会福祉協議会の会長でもある山崎昇区長に依頼のあいさつをした。甚平は同協議会を通じて、宮城県気仙沼市の避難所などに送られる。

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2011年6月10日のニュース